小豆島一周と寒霞渓(自転車)
香川県
2010年 7月18、19日 晴れ

18日 
距離 48k 走行時間 5時間 平均時速  10km/h
         休憩時間 2時間 全体平均時速 7km/h
     総上昇量 1040m 最高高度 698m

19日
距離 65k 走行時間 6時間  平均時速  10.5km/h
         休憩時間 2.5時間 全体平均時速 7.5km/h
     総上昇量 710m 最高高度 164m
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
梅雨が明けたので、自転車で小豆島を海岸線に沿って一周した。
自転車での一泊キャンプも今回の目的だった。
1日目予定より早く大部(おおべ)に着いたので、寒霞渓に登って福田へ降りた。
寒霞渓へは700mを9kmで登る急こう配であったが、3時間で登ることができた。

翌日は、予定通り小豆島南岸の大角鼻、釈迦ヶ鼻(地蔵埼)を巡って帰った。
半島はアップダウンがあったが、車の往来も少ないうえ景色も良く
気持ち良く自転車を走らせることができた。

小豆島一周、一泊キャンプ、その上予定外の寒霞渓登山が出来
大満足であった。
2日とも、とにかく暑かった。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
18日
7時20分新岡山港発フェリーで小豆島土庄(とのしょう)港へ。
3連休で客は多い。自転車は私とロードバイクで寒霞渓へ登るという二人。
この話を聞いていたのが、後で私も寒霞渓へ登ろうという気にさせた。

8時半、フェリーを降り、土庄から県道254号線を時計回りに1時間で回った。
さあ、これからが本番。9時半、県道253号線を北へ。


253号線のどこか
小豆島全体を回れるかちょっと不安。朝から暑さも厳しい。


県道253号線 蕪崎(かぶらざき)手前
右側の島が 千振島(ちぶりしま)
海岸にはきれいな砂浜がある。海は穏やか。

海岸線を東へ快調に走り、県道26号線との合流地点に来た。
更に東へ、大阪城残石公園で休憩。かき氷を食べた。


大阪城残石公園
遠くに寒霞渓のある山が見える。
予定より大分早い。

12時、大部(おおべ)へ到着した。この分だと吉田のキャンプ場には
1時にはついてしまう。土地の方に、県道31号線で寒霞渓へ登れるか聞いてみた。
自転車では無理だろうなあ、との返事だったが、行ける所まで行って見ることにした。
自転車は、歩きと違い下るのはあっという間だ。


これから登る寒霞渓のある山
標高差700m登らなくてはいけない。
150m登った所。ここの道路脇の日陰で昼食。

食べたらやや元気になったが、いつやめようか、いつやめようかと思いながら
登った。500mを超えたあたりで、とにかく登ろうという気になる。
突然、寒霞渓ロープウェイ山頂駅に着いた。


ロープウェイ山頂駅で

寒霞渓

30分休憩
県道29号線(ブルースカイライン)を経て、県道246号線を福田へ。


698m最高標高地点
標高のせいで、やや暑さも和らぐ


福田
折角ここまで登ったのに、またあそこまで降りるのか!
標高0mまで!

突然、私は2つのことを悟った。
自転車は登ったら下るものだ。そのアップダウンを楽しむことだ。
自転車は押してもOK。押すことは自転車には付きもの。楽しむことだ。

急な下りを順調に下って、あっと言う間に福田へ到着。
吉田のキャンプ場に5時に着いた。

周りは、家族連ればかり。大きなテントでバーべキュー。
一番隅にテントを張り、カレーで夕食。
キャンプ場併設の風呂に入って
7時に就寝。


テント泊

テント エアライズ1 (暑いかと思ったがそうでもなかった)  
シュラフ  イスカ ウルトラライト (蒲団がわりに使った)  
マット イスカウルトラライトマットレス 120cm (よく寝られた)

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
19日
5時起床 撤収30分、パンで朝食。6時出発。


吉田ダム
この下にキャンプ場がある。

今日も暑そう。
昨日の疲れか、朝のせいなのか、体がキリッとしない。
国道436号線を南へ。


南風台の景色


南風台休憩所

南風台を過ぎると、橘峠の登り。
この峠を登ると、県道248号線との分岐がある。
意外と楽にこれたなあ、と思うと俄然元気が出てきた。
大角鼻灯台へ行こう!


県道248号線のどこか
車も少なく景色がよい


大角鼻灯台

灯台を過ぎ、坂手の町を過ぎ、「二十四の瞳映画村」をパスして
マルキン醤油記念館で休憩。ここで、醤油味ソフトクリームを食べた。


マルキン醤油工場
十数年前にここへ来た時、この奥でお祭りの最中だった。
飛び入りでそうめん流しを頂いた。
お祭りは、3年前に不況でやめたとか。そうめん、おいしかった。

再び、車の多い国道436号線に戻って、草壁を過ぎ三都半島への分岐点竹生(たこ)に到着。
県道251号線を釈迦ヶ鼻、地蔵埼灯台目指して走った。


県道251号線のどこか
大体、道はいい。

地蔵崎灯台へは、最後にすごい登りがあった。
お墓のところから。ここは登りきるまで自転車を押した。


大型船の航行で有名は地蔵崎
向かいは四国


地蔵崎灯台

ここから下ったところに休憩所がある。
とうとう、小豆島を一周したんだ、との感慨にふけりながらしばし休憩。
あとは、土庄へ帰るだけだ。


最後の大きい登り、県道268号線の登りきったところ
遠く正面に、土庄の町が見える。遠くに見えるが、自転車だと
割合簡単に行ける距離。

時刻は2時半。ここからは、ゆったりとツーリングを楽しみながら土庄へと走った。


雑木林の日陰が心地よい

3時半、土庄に到着。4時半のフェリーで新岡山港へ帰った。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
付録

今回、自転車の後ろギアを登りが楽なように大きい直径のものに変えた。
改造前 13−26の8段
改造後 11−32の8段
(前段のギアは 50、38の2段)

約2割、登りが楽になった計算。
小豆島一周で車を降りて押したのは、寒霞渓の登りと、地蔵崎灯台への最後の登りだけ。
あとは、時々降りて押すことはあったが、私の軟弱さのため。
このバカ大きいギアは本当に私を助けてくれた。


シマノスプロケット CS−HG30−81



戻る

表紙へ