阿波地区の滝めぐり
津山市阿波村
07年9月3日 雨のち曇り 

川歩き、渓谷歩きの候補を探すため津山市阿波村(あばそん)、
吉井川水系の川を訪れた。

加茂川支流にあたる阿波川、その阿波川に流入する
八本谷、漆ケ谷を踏査した。
阿波川中流域は深山渓谷として知られている。

更に、落合渓谷と布滝、白髪滝、大滝を訪ねた。

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鱒返りの滝・阿波川の滝群
津山市阿波村 阿波川

県道6号線河合より県道118号線を北へ約8km。
堰堤がありその上流側に発電所がある。
ここに20台ほどの駐車スペースがある。
堰堤より上流に民家はない。

雨の中、もう少し上流に駐車し、沢登りの身支度をして
舗装道路を上ってゆく。

阿波川、漆ケ谷出会い付近に「鱒返り橋」がかかっており
橋の上から、「鱒返りの滝」が見える。

鱒返りの滝 2条5m


阿波川、八本谷出会い。
上が八本谷方向、右が阿波川方向。


阿波川の流れ。水量多く瀬の音が聞こえてきそう。


小滝の連続。小さな淵もある。


滝 2m


岩を削る急流。 5m 斜瀑


道路沿いに渓谷が続く。

標高780m 川が90度、方向を変えるあたりから
道路が狭くなり、沢筋からも離れてゆく。
お夏の墓 がある。
雨も上がって時々晴れ間がのぞく。

今回は、下見なので道路をどんどん上っていく。
沢の音が遠くなってゆく。

上流の霧の中の自然林。
気持ちが和らぐ。


最上流部の小川。
標高900m。鳥取県境尾根まであと100m。
道がない。鳥取側の山の景色を見たかったが
雨上がりの根曲がり竹を敬遠。

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川歩きにぴったりの阿波川発見!
鱒返り橋上流からの入渓もよし、
また八本谷出会いからでもよい。

道路と川の交差する所が多いので安心して歩ける。

お夏の墓までは、変化に富んだ川歩きができる。
お夏の墓から上流は、水流少なく地形的にも
大きな滝はなさそう。

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八本谷と漆ケ谷

いずれも、出会いから2〜300mほど歩いたのみ。

八本谷は、阿波川と似た渓相で上流に小滝がありそう。
漆ケ谷は、この雨にもかかわらず水量少なく、
上流まで谷川に終始するようだ。

阿波川堰堤下流に流れこむ大路谷は、水量もあり
地形的にも急峻で小滝がかかっている可能性ある。

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布滝(のんだき)、白髪滝(しらがたき)、大滝
津山市阿波村 落合川支流

ついでに 3つの滝を見て回った。

落合渓谷(落合川)は、遊歩道が完備している。
車道から、大きな滝が2つ見えた。落差10m以上。
渓相これまで見た中で一番。これは、意外であった。

逆に、沢登り、川歩きの対象とならない他の3つの滝は
有名ではあるけれど、興をそそられなかった。


布滝 25m
滝が大きいので写真も大きくした。


白髪滝  15m


大滝 10m


大滝の前で 

今日はほとんど道路歩きに終始。しかし、川に下りて戻ること十数回。
車で30分仮眠ののち、帰途についた。


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