ROBERTA　FLACK　SINGS　MARIKO　TAKAHASHI
friends　

--アルバム紹介　てまり　50000hit　を記念して--　　　　

３．FLOWER　〜桃色吐息〜
    原曲のメロディに忠実歌っているし、雰囲気が「桃色吐息」風なので、すんなりと聞くことが出来ます。この歌で、彼女の声になれてください。伴奏、コーラスも、私たちの耳に馴染んだ感じで、違和感がありません。オープニングはこれで決まり！！

４．SORRY　〜ごめんね〜
    軽やかに、自分の歌のようにリラックスして歌っているところが好きです。原曲と違った感じに仕上げるとはこんなことかなと、思いながら聞きました。さびのところの彼女の歌い方、声、そして　バックコーラスがかっこいい。（”SORRY　”ばかりが耳に入ってきて閉口！？）

5.NEVER　SAY　GOODBYE　〜君の海に〜
    原曲は、たっぷりと歌っていますが、彼女は情感を中くらいにして、重くもなく軽くもなくゆったりと歌い、落ち着いた気分にさせてくれます。

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どうして3曲目から、紹介したか不思議に思われたでしょう。このアルバムは、1曲目が　「FOR　YOU」　2曲目が　「フレンズ」になっています。私は、最初に　この2曲を聞いて　随分感じが違うので　「こりゃ　だめだ！」と思ってしまいました。これは、この2曲とも原曲のイメージが強いにもかかわらず、ロバータ・フラックが　結構、自分流に歌っているためだと思います。アルバムの最初が　for　you　だと、こちらも期待しますよね。真梨子さん風を。
本当は、彼女らしいいい曲だとわかったのは、何度も聞いてからです。
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６．LOVER'S　MELODY　〜もうちょっと　見つめて〜
    楽しく聞きましょう。西海岸風と言うか　英国風と言うか、心が浮き立つような気分。足踏みをしてみてください。それとも、指で　机をコツコツ　とたたきましょうか。

７．FIFTH　AVENUE　〜5番街のマリーへ〜
    最高にいい！ブルース風の伴奏（！）と、しっとりとした歌い方がなんとも言えず、心にしみてきます。５番街は、大都会にではなく本当は小さな田舎町に有ったんだと、と思わせてくれます。ロバータ・フラックで一番変ってしまった歌はこれです。

    Though I'm near to the place that I call fifth avenue
    I can't go, it's too far for my soul
    Understand how I feel ,painful memories are real
    But my herat will always be there

8.FARAWAY　〜遥かな人へ〜
    彼女の声を楽しみながら、メロディを追って、とにかく楽しみましょう。
    ハスキーな声の中にある何かを感じますよ。ひょっとして真梨子さんも、この歌の彼女の声が好きなのではと、思ったりしながら聞きました。

9.PUZZLE　〜とまどい小夜曲〜
    彼女も、どう歌っていいか戸惑いがあったのでは、と思うような”とまどいセレナーデ”。しっとりとした歌い方と、ぬれたような声。すいこまれそうですね。最後のリフレインも名残惜しそうに終わります。・・・一番最後にサンタナ風のギター。

10.KISSES　〜はがゆい唇〜
    さびのところは、自分流に歌ってほしいと思っていたら、2回目のさびはグッド！これでロバータ風。高い声が苦しそうなのが、愛嬌。

11.NEWYORK　〜My　Herat　New　York　City〜
    はじめが、原曲風で、素直に聞けます。ニューヨークの雑踏の中で、一人歩いている自分を目に浮かべながら聞くと、どうですか。・・・・
    彼女は、この歌が好きというけれど、少し緊張感が足りないと思います。もっと、丁寧に歌ってね。

１．FORYOU　〜for　you〜
    じっと目を閉じて聞いてください。だんだん、気分が高揚していく自分にきがつくでしょう。最後のさびのところは、盛り上がっていいですね。

２.FRIENDS　　〜フレンズ〜
    最高！！歌、歌声、歌詞、編曲　などすべてぴったりとあっていて大好きです！抑揚のない歌い方が、却って雰囲気を盛り上げてくれます。自分の大切な友人、自分の大事な人のこと、そして、自分のこれまでの他の人とのかかわりに思いをはせながら聞いてみてください。感じるなにかがあります。

    Friend,you can count on me
    Friend,I'll be there in your time of need
    Oh friend,you can trust in me
    I'll always be there , I'll always care for you my friend
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このアルバムは、3曲目から聞くといいと思います。
ロバータ・フラックのこのアルバム。私は、FIFTH　AVENUE　、そして　FRIENDS　で不覚にも涙がこぼれてきました。

（VICL-60321）

(TKN　99.9.12)