対馬/金田城山歩きと舟志湾カヤック

8月31〜9月2日 
長崎県対馬市厳原町(金田城)
長崎県対馬市上対馬町(舟志湾)

坊津を出発して、フェリー船中泊で9月1日、対馬に到着。
その日に、古代山城「金田城」に登った。
翌日、9月2日、舟志湾でシーカヤック。風が強く、湾から出られず残念であった。
しかし、地元の人といろいろ話ができて楽しかった。

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8月31日 晴れ

鹿児島県坊津を出発して、秋目湾、「鑑真記念館」に寄って、
指宿スカイライン谷山ICより九州道に入った。
博多には、11時頃に到着。0時10分発の「フェリーちくし」に乗船。
出航少し遅れ、5時30分に対馬厳原(いずはら)港に着いた。

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9月1日 晴れ

予定通り、金田城(かねだじょう、かなたのき)に向かう。
24号線分岐から、登山口までの道がすれ違いのできない細い道。
7時に登山口に到着。

金田城登山口


二ノ城戸(にのきど)
7世紀、667年に作られたとは思えない立派な石積みの門

一ノ城戸(いちのきど)


金田城から浅茅湾(あそうわん)を臨む

この後、日露戦争当時に作られたという日本軍砲台跡を経て、
登山口に戻った。アップダウンがあり、ゆっくり見て回ったため6時間もかかった。

1時過ぎに出発。厳原に戻り、「長崎県立対馬歴史民俗資料館」訪問。
約1時間半見学の後、今日の宿泊地上対馬町の「花海荘」に向かった。

明日のカヤック予定地、舟志湾(しゅうしわん)の下見のため、浜久須(はまくす)の集落に立ち寄る。
集落の方に、潮、風、波のことを聞き、明日ここから出艇させてもらうことを伝える。
湾内で、波が立つことはほとんどないとのこと。親切にいろいろ教えていただいた。

6時宿に入り、食事をしてすぐに寝た。

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9月2日 曇り 風やや強い

9時、出艇場所に着いた。昨日の集落の方と話をしたり、忘れ物を宿にとりに帰ったりで、
結局出艇が11時半になってしまった。


出艇 
波静か、しかし追い風・・・

くねくねした湾を順調に外海に向かって漕ぎ出した。波はないが、追い風が強い。
萩ノ島の内側を通り、唐舟志(とうじゅうし)の南側の湾内に入った。
ここから見る外海は白波が立っており、この湾内で休憩し引き返すことにした。ここまで、1時間。


漂流物の多い石ころの小さい浜


湾内から見た、来た道方面


湾内から見た、波が静かだったら行こうと思っていた方面


漂流物 右3個は韓国から、一番左のものは中国から
潮と風で流れてくるくらいだから、かって丸木舟のようなものでも行き来できたであろう

パン2個で昼食、休憩ふくめ1時間。少し晴れ間もあったが、どんよりとした天気。
帰りは、向かい風で気合を入れて出発。

湾内に入って、まともに北風を受け体を低くしてもパドルを休めると押し戻される。
必死で漕いで。写真を撮る余裕なし。腕が引きつりそうだった。
対馬で漕いでいることだけに意味があるのだと気を取り直して、頑張った!


湾深く入って、風も弱くなった。
お社に、無事戻れたことのお礼をした。行きは1時間、帰りは1時間半、3時に到着。


後片付け

集落の方が、「水洗いにつかったらええ。遠慮せんでもええ」と、
井戸水をホースで引っ張ってきてくれた。水洗いが、あっという間に済んだ。


後片付け終わり

集落の方にお礼を言って、5時前に宿に向かった。
部屋は3階の角。風がビュービュー、怖いくらいの唸りをあげている。
部屋を変えてもらったが、それでも時折、風の唸りが聞こえた。
食事をして、早々に床についた。
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9月3日
台風の影響でフェリー欠航
1日 島内観光、厳原のビジネスホテル泊

9月4日
午前中、島内観光
午後、フェリーで博多港へ。
九州道、山陽道を走り、夜遅く帰着した。

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