奥三段峡
広島県戸河内町
2009年 7月13日 曇のち雨 6時間(遡行3時間)
メンバー2名 (岡山の山ML) Nさん、私

今年の冬、吹雪の中 三段峡を訪ねた。その上流にある奥三段峡は
多くの滝を連ねた明るい広い峡谷とのことで、岡山の山MLメンバーのNさんとともに出かけた。

4mから8mまでの滝が10以上あり、楽しい沢登りができた。

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8時半、田代出合へと続く林道入口に到着。道路脇に駐車。
9時、準備をして出発した、

峡谷左岸の林道を進み、小さな沢を一つ渡るとその先にF1 蜘蛛淵の滝7mが見えてきた。
直瀑の見ごたえのある滝で、これで一気にテンションが上がった。
この滝は、左岸を高捲きした。ロープあり。


F1 蜘蛛淵の滝 7m

このあと、沢歩きが続くが 期待に胸が躍る。


F3 3.5m


淵は深い
水際を濡れないようにへつる。


F4 松尾の滝 3m


少し歩いただけですぐに次の滝が現れ飽きない。


明るく広い峡谷


小滝


F6 2m
大きな岩の間 写真の正面やや左に見えている。
左岸の大岩の間の倒木の中を登った。


どんどん進む。


左岸を歩いたり、右岸を歩いたり。
目標は、畳ケ平(タタミガナル)


畳ケ平 手前
大きな平たい岩が畳のように横たわっている
後少し


畳ケ平の柱状節理
ここで、一休み

大体 半分来た。次は、この峡谷で一番大きな滝がある 蛇淵 を目指す


大きな淵


F7 蛇淵の滝 8m
左岸が簡単そうだが、取りつくのに泳ぎが必要。
右岸の岩壁を登り滝口に出ることにした。


さあ、行くぞ。
岩壁をNさんがリード。ハーケン 2本残置あり。


滝落口から 蛇淵を臨む


しばらく 静かな峡谷が続く


どこまでも 連なる深い淵


濡れたくはないが・・・・


濡れないわけにはいかなくなった。


F9 4m
すだれ状の滝で、どこでも登れる。わくわくするなあ。


私が先に・・・滝 最上部、涼味満点。


続いてNさん

大満足。一休みして、最終ゴール お岩淵を目指す


しばらくは、沢歩きが続く


階段状滝 遠景


近景


水流横を登る


もう十分堪能したなあ


小さく見えるが 水量多い


「お岩淵はまだか」

このあと、大きな淵があり 突然お岩淵の滝が見えた。
左岸の岩を登り、滝口に出た。


F15 お岩淵の滝 5m


お岩淵の滝 滝口から見る

ここで、奥三段峡の沢登りはほぼ終了。


堰堤
堰堤も迫力あり!

堰堤左岸を登り堰堤上部へ出た。
さらに、尾根を登って林道へ出ようとしたが灌木のやぶ。
20分ほどで小道に出て、後は小道をたどって林道まで降りた。
昼食、休憩。

帰りは、笹小屋キビレと呼ばれるところから、965.7峰、956峰を越え、駐車位置まで。
1時に出発した。
広い林道を登り切ると、目印の「くまさん注意」の看板があった。
ここから、尾根を登って山越え。道は、笹が刈りはらわれて明確。

途中から、雷雨となりズブ濡れとなった。しかし、
予想外に登山道が明確なのと、空が明るく時間も早いので心配なし。
956峰を越えてから、下りが急。平坦な尾根道になったあと、
小高い峰に突き当たったところに左に折れる下り道があった。


九十九折れの下り道

尾根を下り切ると、見覚えのある「保安林」の黄色看板の所に出た。
15時、駐車位置へ到着。
帰り支度をして、15時30分 出発。

6時間の楽しい沢登りであった。同行のNさん、ありがとう。
ならずもの登山記」



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